リソースセンター › 更新履歴

更新履歴 約3分で読めます

Slima 0.1 — エディタ、クラウド同期、そして複数のAIを束ねたエンジン

T Tim · December 12, 2025 · 約3分で読めます

2025-12-06 — Slimaの最初のコミット。

一週目。Slimaは何もない状態から、実際に書ける道具になりました。長編を書くための土台が、七日間でひととおり動きはじめています。


エディタV1 — Tiptap + Markdown

いちばん中心になる部分です。週の半ばまでVditorを試したあと、Tiptap + markdown-itに切り替えました。理由は三つあります。

  • カーソルの挙動 — 長い原稿でも安定している
  • 取り消しの履歴 — 書き手の感覚に合う
  • 日本語や中国語の入力 — 変換まわりの相性の問題が少ない

動くようになったもの。

  • 基本 — 太字、斜体、見出し、引用
  • 応用 — 箇条書き、コードブロック、リンク
  • すばやい入力 — Markdownを貼り付けると自動で整形

クラウド同期とGoogleログイン

Googleでログインすれば、すぐ書きはじめられます。原稿は手元の端末とサーバーの両方に同時に置かれ、三つの使い方に対応します。

  • オフライン執筆 — ネットワークがなくても書けます
  • オンライン同期 — つながった時点で自動で送ります
  • 端末の乗り換え — どの端末でも続きから書けます

初日にクラウド同期を入れたのは、書き手にとって最悪の瞬間が「パソコンを変えたら原稿が消えていた」だからです。


DOCX / ePubの読み込みと書き出し

以前の作品をSlimaに持ち込むことも、原稿を編集者に渡すこともできます。

操作 形式
読み込み .docx、.epub、.txt、.md
書き出し .docx、.epub、.pdf、.md

段落のスタイル、章の構造、脚注は往復しても残ります。


PWAとしてのインストール

Slimaは一週目からプログレッシブウェブアプリです。ウェブアプリでありながら、デスクトップアプリのようにインストールできます。

インストールの手順。

  1. Chrome / Safari / Edgeでslima.aiを開く
  2. アドレスバーの「インストール」を押す
  3. Slimaがデスクトップアプリになります

App Storeも、インストーラーも要りません。どのプラットフォームでもそのまま起動します。


複数のAIを束ねたエンジン

Slimaは初日から複数のAIモデルを並行して使えます。

モデルによって得意なことが違います。

  • セリフ — あるモデル
  • 人物の分析 — 別のモデル
  • 文章の推敲 — さらに別のモデル

ひとつのモデルに縛られるのではなく、用途に合ったものを選べるようにしました。


来週

クラウド同期が試作から、複数端末のためのきちんとしたプロトコルになります。コミット単位のレート制限も入り、重い使い方に備えます。

もっと読む

あわせて読みたい 関連記事。

いちばんの学びは、 書き上がった1ページ。

行き詰まったら読む。それ以外の時間は書く。作品は無料でひとつ開けます。