2025-12-06 — Slimaの最初のコミット。
一週目。Slimaは何もない状態から、実際に書ける道具になりました。長編を書くための土台が、七日間でひととおり動きはじめています。
エディタV1 — Tiptap + Markdown
いちばん中心になる部分です。週の半ばまでVditorを試したあと、Tiptap + markdown-itに切り替えました。理由は三つあります。
- カーソルの挙動 — 長い原稿でも安定している
- 取り消しの履歴 — 書き手の感覚に合う
- 日本語や中国語の入力 — 変換まわりの相性の問題が少ない
動くようになったもの。
- 基本 — 太字、斜体、見出し、引用
- 応用 — 箇条書き、コードブロック、リンク
- すばやい入力 — Markdownを貼り付けると自動で整形
クラウド同期とGoogleログイン
Googleでログインすれば、すぐ書きはじめられます。原稿は手元の端末とサーバーの両方に同時に置かれ、三つの使い方に対応します。
- オフライン執筆 — ネットワークがなくても書けます
- オンライン同期 — つながった時点で自動で送ります
- 端末の乗り換え — どの端末でも続きから書けます
初日にクラウド同期を入れたのは、書き手にとって最悪の瞬間が「パソコンを変えたら原稿が消えていた」だからです。
DOCX / ePubの読み込みと書き出し
以前の作品をSlimaに持ち込むことも、原稿を編集者に渡すこともできます。
| 操作 | 形式 |
|---|---|
| 読み込み | .docx、.epub、.txt、.md |
| 書き出し | .docx、.epub、.pdf、.md |
段落のスタイル、章の構造、脚注は往復しても残ります。
PWAとしてのインストール
Slimaは一週目からプログレッシブウェブアプリです。ウェブアプリでありながら、デスクトップアプリのようにインストールできます。
インストールの手順。
- Chrome / Safari / Edgeでslima.aiを開く
- アドレスバーの「インストール」を押す
- Slimaがデスクトップアプリになります
App Storeも、インストーラーも要りません。どのプラットフォームでもそのまま起動します。
複数のAIを束ねたエンジン
Slimaは初日から複数のAIモデルを並行して使えます。
モデルによって得意なことが違います。
- セリフ — あるモデル
- 人物の分析 — 別のモデル
- 文章の推敲 — さらに別のモデル
ひとつのモデルに縛られるのではなく、用途に合ったものを選べるようにしました。
来週
クラウド同期が試作から、複数端末のためのきちんとしたプロトコルになります。コミット単位のレート制限も入り、重い使い方に備えます。