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ライティングスタジオ、AIベータリーダー、MCP——Slimaの全体像

最終更新 September 9, 2026 · 約7分で読めます

Slimaには二つの入口と、外からつなぐ線が一本あります。どれが自分のものか、30秒で。

Slimaのホーム画面(日本語)。カードは2枚——ライティングスタジオ(作品を書き、編集する)と AI ベータリーダー(AI の読者から感想をもらう)。

先に結論

やりたいこと 行き先
小説、エッセイ、自伝、長めのノンフィクション ライティングスタジオ
映像脚本、連続ドラマ ライティングスタジオ(脚本はツリー内の.scriptファイル)
原稿が書けたので読者の反応を見たい AI ベータリーダー
別のAIツールからSlimaの作品を読み書きさせたい Slima MCP
4.0より前につくった脚本プロジェクトを開く 脚本スタジオ(持っている人にだけ見えます)

ログインして最初に出るのがこのカードです。新しいアカウントに出るのは二枚だけ、ライティングスタジオとAI ベータリーダーです。


ライティングスタジオ — ほとんどの作業はここ

向いている人: 長いものを書く人。一日のほとんどはここで過ごします。

作品を開くとファイルツリーが出ます。原稿も脚本も登場人物も関係マップも世界地図も年表もビートボードも、すべてこの一本のツリー上のファイルです。扱うものが変わってもスタジオを移る必要はありません。

  • エディタと作品全体の文脈 — AIが読むのは開いている章だけでなく作品全体です
  • AI コーチ — 右のパネル。質問する、直してもらう、続きを考える、行き詰まりを崩す
  • つくれるファイルは6種類 — .md原稿、.script脚本、.map関係マップ、.geomap世界地図、.timeline年表、.beatsビートボード
  • 構造化ファイルの項目単位AI — この5種類ではAIがファイルを丸ごと書き直すのではなく項目を直し、こちらが一つずつ確認します
  • バージョン管理 — 書いているあいだにスナップショットがたまり、節目には自分で名前をつけられます
  • AIによる章の分析 — 緩急のスキャン、セリフ、重複、整合性の4つの見かた

脚本はどこに書くのか。 フォルダーを右クリックして「新規脚本」を選ぶと.scriptファイルができます。1話1ファイル。台湾式とハリウッド式の2つの書式があります。→ライティングスタジオで脚本を書く

くわしくは:ファイルツリー・AI コーチ・AI分析の全体像


AI ベータリーダー — 書き上げたあとの一歩

向いている人: 原稿を手にしていて、人に読んでもらう前にAIの読者に一度通してほしい人。

Slimaで書いたものでなくてかまいません。 AI ベータリーダーの作品一覧で「作品をアップロード」を押し、Word、Markdown、PDF、EPUB、Fountainなどのファイルやフォルダーごとドラッグして名前をつければ、そのままレポートを走らせられます。

  • 読者層 — どんな読者を想定するか。冷めた通りすがり、原作のファン、編集者の目、文芸評論
  • 章ごとの反応 — 結論だけでなく、どこで本を置きたくなり、どこで読み進めたくなるかを指します
  • 5つの観点の講評 — 構成とテーマ、人物の厚み、緩急と緊張、文章の技術、市場との相性
  • 編集長からの手紙 — 全体の講評をベテラン編集者の口調で

.scriptの脚本ファイルも読めます(プレビューの書式で散文に組み直されます)。関係マップ、地図、年表、ビートボードは原稿ではないので選べません。

くわしくは:4つのステップとプライバシー・読者か編集者か


Slima MCP — 外からつなぐ線

向いている人: Claude、ChatGPT、Cursor、VS Code、Gemini CLIなどで作業している人。

MCPは4つ目のスタジオではありません。標準プロトコルのサーバーです。許可すれば、それらのツールがSlimaの作品を直接読み書きします。原稿をコピーして貼りつける必要はありません。

  • 標準のMCP — 特定のAI事業者に縛られません
  • Web接続(OAuth)とローカル接続(stdio) — 使うツールに合わせて選びます
  • いつでも取り消せます — 会員設定の「連携アプリ」に、つながっているアプリと最終利用がすべて出ます

くわしくは:Slima MCPとは・接続方法を選ぶ


脚本スタジオ — 古いプロジェクトの置き場

4.0より前、脚本には専用のスタジオがあり、シリーズ→シーズン→話→シーンという4階層で組まれていました。そのプロジェクトは今も開けますし、書き終えることもできます。ただし新しい作品はもう作れません。だから古いプロジェクトを持たないアカウントには、そもそもカードが出ません。

古い作品の「⋯」メニューには「ライティングスタジオの新しい作品として複製」があり、脚本、登場人物、場所、構成を新しいライティングスタジオの作品に写します。移動ではなく複製なので、以後は別々に進みます。

くわしくは:以前の脚本スタジオ:いま何ができて、どう移すか


切り替えかた

エディタの左端にあるアクティビティバー、その一番上のSlimaの星のマークが「スタジオを切り替え」です。押すとメニューが開きます。アカウントもプランも共通なので、行ったり来たりして問題ありません。


次に読むもの

Slimaで試してみる

アプリを開いて、自分の作品で同じ手順をたどってみてください。無料で始められます。クレジットカードは不要です。

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