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AI コーチとは:作品を全部読んでいる相談相手

最終更新 May 28, 2026 · 約4分で読めます

エディタの右側にいるAI コーチは、ただのチャット欄ではありません。あなたの作品を全部読んでいます。ほかとの違いは、ほぼここに集約されます。

ライティングスタジオのAI コーチのパネル。開いている章について、原稿の中身を引きながら話している(画面は英語表示)

一般のAIチャットとどう違うか

一般のAIチャットツール SlimaのAI コーチ
見えている範囲 貼り付けたぶんだけ 作品まるごと(本文と資料)
前の相談を覚えているか 会話ごとに切れます 同じ作品のなかなら、会話をまたいで覚えています
書き直し 文案をもらって自分で貼り戻します 原稿に直接書き込めます(必ずレビューを通ります)
人物や設定の一貫性 貼ったものだけが根拠 人物のメモを読んだうえで、それに合わせます
直された結果が気に入らない 戻す手段がありません 一件ずつ「採用」か「見送る」を選べます

参照:AIの提案をレビューする


できること

1 · 作品についての質問に答える

「沈硯は第2章でどうして臨沢港へ戻るのですか」

コーチは第2章を読んだうえで答えます。根拠にした箇所も引いてきます。

2 · 書き直しを提案する

「この段落を整えてください」(先に段落を選んでおきます)

直しかたを1〜3通り、理由つきで返します。参照:選択した文章への操作

3 · 続きを書く

「ここから続けてください」(段落の終わりで)

頼めば、続きの一段落を書きます。ただし書く前にバックアップの版が自動で作られ(版が自動で作られる条件)、書いたあとはレビューを通ります。残すかどうかを決めるのはあなたです。

4 · 章を分析する

「この章の緩急はこれでいいですか」

章を通して読んだうえで、どこが重く、どこが急ぎすぎているかを返します。参照:章の分析

5 · 資料を探す、ファイルを並べる、設定を確かめる

「作品のなかで墨潮の災いに触れているのはどこですか」「沈硯の子どもの頃に触れた箇所を全部挙げてください」

作品全体を検索して、場所と本文の引用で返します。


できないこと

  • 記憶には限りがあります — ひとつの会話が長くなると、古いやりとりは自動で要約されます。要約するかどうかを決めるのはサーバー側なので、決まった件数はありません
  • いつも外を見ているわけではありません — 調べる必要があるとコーチが判断したときだけウェブ検索を使います。あなたが入れる切り替えはありません
  • プログラムは動かせません — 返ってくるのは文章についての提案で、実行できるコードではありません
  • 判断まで代わりはしません — 出すのは案です。決めるのはあなたです

読ませる範囲を決める

手を入れられるのは、次の3つです。

  • 記憶の範囲:コーチが読むのは、いま開いている作品だけです。別の作品の中身を読ませる切り替えはありません。作品をまたいで守ってほしい好みや決まりごとは、アカウント設定のAI メモリにルールとして書いておきます(あくまでルールとメモで、ほかの作品の原稿を見せる仕組みではありません)
  • 本文か資料か:本文と資料の違いで、どのファイルを主に読ませ、どれを補助にするかが決まります
  • 文体の決まりごと:作品のなかに執筆ガイドライン.mdを置いておくと、コーチはそれに従います

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