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AIの提案をレビューする
最終更新 June 3, 2026 · 約5分で読めます
AI コーチに一章まるごと直してもらうのは楽です。ただ、直しかたが正しいかをどう確かめるか。そのための一段がこれです。AIが書き終えても、原稿はそのまま書き換わりません。一つずつ確かめる状態に入ります。

なぜこの一段があるか
「この章を直して」はSlimaでいちばん強い操作のひとつで、いちばん危ない操作でもあります。AIは次のようなことをしがちです。
- あえて残していた一行を消す
- 文章はなめらかになったのに、伏線のほうが消える
- 磨きすぎて、あなたの声が平らになる
AIが原稿へ直接書き込んでしまったら、これを全部あとから探すことになります。この一段は順番を入れ替えます。原稿に入る前に何が変わるのかを見て、一つずつ採るか採らないかを決めます。
AIの2つの返しかた:意見と、書き直し
AI コーチがどう返すかは、何を頼んだかで決まります。先に切り替えておく設定ではありません。
| 場面 | 起きること | いつ |
|---|---|---|
| 意見だけ返す | AIはチャットで考えを返し、原稿には触れません | 意見を聞く、一段落を読んでもらう、方向を相談する |
| 実際に直す → 確認へ | AIはファイルの編集ツールを使いますが、直接は上書きしません。一つずつ確認する状態に入ります | 「この章を読みやすく直して」のように、手を動かすことを頼んだとき |
つまり、AIが実際にファイルを直すときは、かならず確認を通ります。黙って原稿を書き換えることはありません。
確認に入るまで
原稿が変わる操作を頼むと(例:「この章を読みやすく直して」)、Slimaはこう動きます。
- 「自動保存:AIの操作前」というバージョンを先に作ります。ここへはいつでも戻れます
- AIが書き直しを終えます
- 画面が確認の状態へ切り替わります
確認の画面
.mdの原稿では、「AIの提案をレビュー」というウィンドウが開きます。変更を一つずつたどる作りで、下に「前へ」と「次へ」、右上に閉じるボタン(✗)があります。
ひとつの変更は段落単位の差分で出ます。
- 緑の背景 = AIが足した、または書き直した段落
- 赤の背景と取り消し線 = AIが消した段落
中央に「元のままにする」と「提案を採用」の2つが並びます。変更が2つ以上あるときは、その下に「すべて採用」も出ます。
構造化されたファイル、つまり.map関係マップ、.timeline物語の年表、.beatsビートボード、.script脚本では、ウィンドウではなくその場で確かめます。変わった項目が破線で囲まれたカードになって内容の上に現れ、「採用」か「見送る」を項目ごとに選びます。.geomap世界地図だけは、画面上部の帯と、そこから開く比較の画面で確かめます。どの形でも、あなたが決めるまで原稿は変わりません。
一つずつ決める
変更ごとに、こう決めます。
- 提案を採用 → その段落はAIの版になります
- 元のままにする → その段落はあなたが書いたままです
一つずつ「編集」する選択肢はありません。自分の手で整えたいときは、いったん「元のままにする」か「提案を採用」を選んでウィンドウを閉じ、そのあとふつうにファイルを直してください。すべて決めたら(あるいは「すべて採用」を押したら)ウィンドウを閉じて終わりです。元のままにした段落にAIの版が入ることはありません。
すべて採用
方向そのものは合っていると思えたら、「すべて採用」で全部を一度に適用できます。
方向が違うなら、一つずつ「元のままにする」を選ぶか、ウィンドウを閉じてください。AIの版は原稿に入りません。
AIが触る前の状態まで丸ごと戻したいときは、バージョン管理のパネルで「自動保存:AIの操作前」のバージョンを復元してください。
なお、チャットのパネルには、AIが直したあとに「確認待ちの変更」のカードが出ます。「すべて採用」「すべて見送る」「1件ずつ確認」の3つから選べます。
複数のファイルにまたがるとき
AIが複数のファイルを直したときは(例:「作品全体を一人称から三人称に変えて」)、1ファイルずつたどります。ファイルツリーには、まだ確認が済んでいないファイルの印が付きます。
関連
- 手動でバージョンを作って名前を付ける
- 作品全体を戻す・1ファイルだけ戻す
- AI コーチをもっと詳しく:ライティングスタジオとAI コーチ
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