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年表をつくる・暦を決める

最終更新 September 9, 2026 · 約7分で読めます

ひとことで:最初の年表をつくり、暦を使うかどうかを決めます。自分の世界の暦を組むところまで扱います。

この作品で、時間をどう扱いますか?

順番だけで並べる

  • 日付は使いません。出来事をドラッグして並べるだけ。時間は「三年後」「開戦の前夜」のように自由に書けます。
  • 向いているのは:日付に縛られず、時間をゆるく扱う物語

暦を使う

  • 物語に暦を与えます。現実の暦でも、あなたの世界のための暦でも。日付のある出来事は自動で並び、世界を月ごとに見渡せます。
  • 向いているのは:大河もの、並行する複数の筋、年齢や日程を追う物語

二枚のカードの下に出る一行:いつでも変更できます。暦を有効/無効にしても、出来事とその順番が壊れることはありません。

.timelineファイルをつくる

  1. エクスプローラーで、置きたいフォルダーを右クリックします。
  2. メニューの第一階層には原稿・脚本・資料・フォルダーしかありません。「そのほか」を開きます。
  3. 新規年表」を選んで名前を付けます。拡張子は.timelineです。
本文/
  第01章 写本娘.md
登場人物/
  沈硯.md
年表/
  主線年表.timeline

『墨潮』はこの形です。「年表」フォルダーに「主線年表.timeline」が一つ入っています。1冊の中に何本あってもかまいません。主線用に1本、支線用に1本、別の作品と見比べるためにもう1本。どれも増えるのはファイルの数だけです。

最初に開いたとき:二択

つくったばかりのファイルは空です。最初に開くと、画面いっぱいで一つだけ質問されます。この作品で、時間をどう扱いますか?

順番だけで並べる。 日付は使いません。出来事をドラッグして並べ、時間は「三年後」「開戦の前夜」のように自由に書きます。時間をあえてゆるく保つ物語に向いています。

暦を使う。 物語に暦を与えます。現実の暦でも、あなたの世界のための暦でもかまいません。日付のある出来事は自動で並び、カレンダー表示で月ごとに見渡せます。大河もの、並行する複数の筋、年齢や日程を追う物語に向いています。

その下の小さな一行が、この設計の要点です。いつでも変更できます。暦を有効/無効にしても、出来事とその順番が壊れることはありません。 これは気休めではなく保証です。並び順の権威と暦は別のものなので、暦をどう書き換えても出来事の位置は動きません。

「順番だけで並べる」を選ぶとそのまま年表に入り、すぐ最初の出来事を置けます。「暦を使う」を選ぶと暦のウィザードが開きます。

ウィザード:まず出発点を選ぶ

第一歩の選択肢は三つです。

出発点 手に入るもの
現実の西暦 12か月、週7日、月の日数は31/28/31…のまま。現代物や歴史物ならそのまま使えます
ファンタジー用テンプレート:四季暦 4か月×30日、週10日(旬)、月の名は初月・夏月・秋月・冬月。30秒で始めて、あとから作り変えます
白紙から作る 1か月×30日、週7日。ゼロから組み立てます

第二歩は調整パネルです。あとからツールバーで開くものと同じパネルで、「完了してはじめる」で確定します。「戻る」で三枚のカードに戻れます。ウィザードを閉じるとカレンダー表示に着きます。

暦の中身

  • 暦の名前——表示のためだけのもので、いつでも変えられます。
  • 時代の名前——空欄なら「3年」と出ます。入れると「承文3年」になります。
  • 開始年——この暦の原点です。
  • 1週間の日数——カレンダー表示の列数がこれで決まります。1週間が十日の世界なら、十列のマスになります。
  • ——1行に1か月ぶん、名前と日数。追加も削除も自由です(最低1か月は残ります)。

『墨潮』が使っているのは承文暦です。時代の名前は承文、開始年は1、週は7日、月は12か月あってどれも30日ちょうど。つまり1年が360日です。月の名はその世界の呼び方に合わせて一の月から十二の月まで。これが自作の暦の本当の使いどころです。西暦の形をしている必要はありません。

あとから変える

暦モードではツールバーに「」というボタンがあり、設定パネルが開きます。パネルの上部には常に一行が出ています。暦はあくまで表示の形式です。いつでも変更・無効にできて、出来事とその順番が壊れることはありません。

パネルのいちばん下に「暦を無効にする(出来事と順番はそのまま残ります)」があります。無効にしてもモードが切り替わるだけで、暦の定義も各出来事の日付もそのまま残ります。ですから有効に戻せば元どおりで、入れ直す作業はありません。

順番だけで並べるモードでは、そのツールバーのボタンは「暦を有効にする」になります。以前つくった暦があればそのまま戻り、一度もつくっていない年表だけがウィザードを開きます。

月の日数を変えても、出来事は動きません。ただし日数を縮めた結果その月に収まらない日付があると(三の月を28日にしたのに30日に置かれた出来事があるなど)、その出来事は編集画面で赤く示され、一押しで直せる二つのボタンが出ます。「有効な日付に合わせる」はその月の最後の合法な日まで引き戻し、「この月を30日に延ばす」は暦のほうを広げて収まるようにします。どちらでもかまいません。意図に近いほうを選んでください。

AIに暦を組ませる

暦の設定は、AIが持つ五つの年表の道具のうちの一つです。空の年表ではこれだけが受け付けられます。暦がなければ日付の置き場所がないからです。

「四か月・各三十日の暦をつくって」と頼むのは正しい使い方です。返ってくるのはプレビューで、採用したときに反映されます。この道具は出来事に一切触れません。書き込むのはモードと暦の定義だけです。だからこそ暦の切り替えでデータが失われません。

覚えておくとよいこと

  • 1冊に年表が何本あっても、それぞれの暦は互いに影響しません。
  • ほかの道具でそのJSONを直接いじって壊してしまった場合、開くと「この年表ファイルを読み込めませんでした」と出て、Slimaは上書きしません。バージョン履歴から復元してください。
  • スマートフォンでも同じことができます。二択もウィザードも通せて、ウィザードはボトムシートで開きます。

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