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執筆ガイドライン.md:AI コーチにいつも効く決めごと

最終更新 May 15, 2026 · 約3分で読めます

毎回言わなくても、AI コーチに自分の文体の決めごとを守ってほしい。そういうときは 執筆ガイドライン.md という名前のファイルを作って、そこにルールを書きます。Slimaはこのファイルを見つけると、対話のたびに読みにいきます。

ライティングスタジオのエディタ。左にファイルツリー、中央にエディタ、右にメモパネル(画面は英語表示)

作りかた

作品の中のどのフォルダーでもかまいません。執筆ガイドライン.md という名前でファイルを作ります。作品を作るときに「詳細な設定」を開いて「執筆ガイドライン」のファイルを作るにチェックを入れておけば、下書きが入った状態で最初から置かれます。

名前は正確に。英語のインターフェースで作った作品では Writing Guidelines.md になります。どちらの名前でも認識されます。


何を書くか

毎回説明したくないのに、いつも守ってほしいことを書きます。

# 執筆ガイドライン

## 語り
- 三人称
- 文芸寄り。ジャンル小説の常套句は避ける
- セリフに現代の口語を混ぜない

## セリフの決めごと
- セリフは「」で囲む
- 「言った」は使わず「告げた」「返した」に
- セリフのあとの動作は改行しない:「戻りました」彼女は戸を閉めた。

## 呼びかた
- 主人公は沈硯。地の文では「沈硯」か「彼女」だけ
- 「我らが主人公」のようなメタな言いかたはしない

## 禁じ手
- 「時が止まったかのような」の類は使わない
- 語り手が「私たち」と顔を出さない

長さの目安は500文字ほどです。短いほうがよく効きます。


AI コーチはどう使うか

対話のたびに、

  1. 執筆ガイドライン.md を読みます
  2. あなたの質問と、選んだ原稿を読みます
  3. ガイドラインの決めごとを守ったうえで答えます

たとえば「彼女は言った。『戻りました』」を選んで「整えてください」と頼むと、「彼女は告げた。『戻りました』」のように返ってきます。「言った → 告げた」の決めごとが、頼まなくても最初から効いています。


作品ごとに別のガイドライン

執筆ガイドライン.md は作品ごとに持ちます。互いに影響しません。

文芸作品には文芸のガイドラインを、同じアカウントのビジネス書にはビジネスのガイドラインを、別々に置けます。


人物ごとの話しかたを書いてもいい

ここを登場人物の声の一覧に育てるのも手です。

## 登場人物の声

### 沈硯(19歳・写本娘)
- 言葉数が少なく、飾らない
- ときどき港の言い回しが出る
- 長い文をしゃべらない

### 裴照(緝字司の役人)
- 筋道の通った、整った言いかた
- 古い文章を引きたがる
- 港の言い回しを少し間違える

セリフの提案も、人物ごとの話しかたに寄せた形で返ってきます。


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