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音声入力——AI 対話に話しかける。句読点も入ります
最終更新 September 10, 2026 · 約9分で読めます
ひとことで:キーボードではなく声でAIに話しかけます。句読点の入り方と、音声が自分の端末から出ないのはどちらのやり方かを説明します。

先に範囲を。音声入力があるのは「AI 対話」の入力欄で、原稿のエディタではありません。 AIに話しかけるためのものです——「第三章の運びが急ぎすぎている。見てほしい」というような話。本文を口述するためのものではありません。`.md`原稿、`.script`脚本、メモ、コメントにマイクのボタンはありません。
話しはじめる
AI 対話のパネルを開くと、入力欄の列の端にマイクがあります。押すと始まり、もう一度押すと止まります。キーボードショートカットはありません。
- パソコン——右側のAI 対話パネル。
- スマートフォン——下のバーの「対話」から開くパネル。
最初に押したとき、ブラウザがマイクの許可を尋ねます。「許可」を選んでください。
話している間、仮の文字は入力欄の上に灰色の一行で出ます。 入力欄の中には入りません。これは意図したことです。仮の文字を欄に直接書き込むと、話しながら手で直した箇所が次の仮の文字で上書きされてしまいます。ひと区切りが確定すると、すでに欄にある文字のうしろにつながります。カーソルの位置ではなく、うしろです。
次の一文を考えて黙っても、勝手には止まりません。ブラウザは一分ほどで接続を切りますが、Slimaが黙ってつなぎ直すので、そのまま話し続けられます。
句読点は、言えば入る
「読点」と言えば「、」になります。この層はSlima自身のもので、どの場合でも効きます。
| 言うこと | 入るもの |
|---|---|
| 句点 | 。 |
| 読点 | 、 |
| 疑問符 / クエスチョンマーク | ? |
| 感嘆符 / ビックリマーク | ! |
| 三点リーダー | … |
| 中黒 | ・ |
| 改行 | 行が変わる |
| 新しい段落 | 一行空けて段落が変わる |
「まる」「てん」は入れていません。ふつうの文の中に出てきすぎて、誤って記号に変わってしまうからです。同じ理由で気をつけたいのが「読点」で、同じ音の別の語に取り違えられることがあります。 確実なのは「句点」のほうです。
エンジンが自分で置いた記号が、あなたが言った記号のすぐ隣にあった場合は、言ったほうが残ります。
二つの道——既定と、オフラインモデルを入れたあと
マイクを押したあとの認識は、まったく違う二つの道のどちらかを通ります。そして句読点のふるまいが大きく違います。
既定
- ブラウザ自身の音声認識のしくみを使います
- 音声は端末の外へ出て、ブラウザ側で認識されます
- ネットワークが必要です
- エンジンは句読点を自分では入れません。記号はすべて口で言います
- パソコンとAndroid
オフライン音声モデルあり
- 認識はすべて自分の端末の中で走ります
- 音声は端末の外に出ません
- 間の取り方から句読点を自動で補います
- 口で言う記号もそのまま効きます
- パソコン限定(Mac・Windows・Linux)
モデルの入り方:設定を探しに行く必要はありません。Slimaは読み込みのときに「この言語の音声パッケージは入っているか」をブラウザに尋ねています。入っていなければ、あなたが最初にマイクを押したその瞬間にダウンロードが始まります。 一度だけです。そのときの口述は既定の道を通り、入力欄の下に「オフライン音声モデルをダウンロード中です(初回のみ)。完了するまで句読点は自動で入らないので……」と出ます。次にマイクを押すと、自動でオフラインモデルの道になります。
モデルの設定画面はなく、進捗の表示もなく、「今すぐ入れる」のボタンもなく、Slimaから消す方法もありません。音声パッケージはブラウザが管理しています。手がかりは聞いている最中の一行だけです。「「読点」「句点」と言うと句読点が入ります」なら既定の道、「自動句読点がオンです」ならオフラインモデルです。
自動の句読点がどれだけうまく入るかは言語によってかなり違います。アラビア語にはオフラインの音声パッケージがないので、アラビア語の口述はいつも既定の道を通ります。
オフラインモデルは「オフラインで使える」という意味ではありません。 マイクはAI 対話の入力欄の中にあり、その列はAI 対話そのものが使えないときに無効になります。ネットワークがない、返信の受信中、クレジット切れ——どれでもマイクは一緒に灰色になります。端末内のモデルが与えてくれるのはプライバシーと句読点の質で、接続なしで使えることではありません。
口述する言語は、画面の言語と別に決められます
「アカウント → 環境設定 → 音声入力 → 音声入力の言語」で設定します。
音声入力の言語
- インターフェースの言語に従う(既定)
- 中文(台灣)
- 中文(简体)
- English (US)
- Español (España)
- العربية (السعودية)
- 한국어
- 日本語
この8つはどの画面の言語でも同じ並びです。先頭が既定で、あとの7つはそれぞれの言語の自称です。
画面の言語に簡体字中国語はありませんが、口述では簡体字を選べます。 繁体字の画面で作業しながら簡体字を口述する場合のためです。選ぶと、口で言う記号の一覧も簡体字の語に切り替わります。語彙が違うからです。
記号の一覧が従うのは口述の言語で、画面の言語ではありません。
この設定はこの端末にだけ覚えられ、アカウントには付いてきません。別のパソコンでは選び直してください。
使えない場所
| 環境 | どうなるか |
|---|---|
| パソコンのChrome・Edgeなどのブラウザ | すべて使えます。オフラインモデルもここです |
| Slimaのデスクトップアプリ | マイクのボタンが出ません。 デスクトップの殼からは認識のしくみに届かず、いまのところ解決策がありません |
| Firefox | ボタンが出ません。ブラウザがこの機能を既定で閉じています |
| iOSでホーム画面に追加したPWA | ボタンが出ません。 その環境ではマイクは点灯しますが結果が返ってこないため、あえて出していません。Safariのタブをお使いください |
| AndroidのChrome | 使えますが、オフラインの音声パッケージはありません |
使える認識のしくみが見つからないとき、Slimaはボタンそのものを描きません。 押しても何も起きない入口を残さないためです。ですから「ここにはマイクのボタンがない」のは多くの場合こわれているのではなく、その環境では本当にできないということです。
許可が下りないとき
エラーは入力欄の下に出ます(黙って失敗させません)。そして三つの場合に分けて案内します。
- まだ許可していない——もう一度マイクを押して、ブラウザの問いかけで「許可」を選んでください。問いかけが出なければページを再読み込みします。
- ブロックされている——押す場所をそのまま書いてあります(Chromiumならアドレスバー左側のサイト情報アイコン、マイク、許可)。
- 許可済みなのに始まらない——まずページを再読み込み。それでも駄目なら、作業システムの設定でブラウザにマイクの権限があるか確かめてください。
ほかに「マイクが見つかりません」(つないでいない、または他のアプリが使っている)と「音声認識の接続に失敗」もあります。許可に切り替わると、その表示は自分で消えます。閉じる操作は要りません。
関連
- Docs:AI コーチとは
- Docs:対話を始める・管理する
- Docs:環境設定
- Docs:スマートフォンのエディタ画面
- Docs:ウェブ版・PWA・デスクトップ版の選び方
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