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バージョンがなぜ要るのか:原稿を守る4つの層
最終更新 May 15, 2026 · 約5分で読めます
長編を書いていていちばん怖いのは、やっと書けた段落が消えることです。うっかり消してしまった。AIに直してもらったら気に入らなかった。思いきって書き換えたけれど、やっぱり前のほうがよかった。Slimaは4つの層で原稿を守ります。
4つの層をひと目で
| 層 | しくみ | 助かる場面 |
|---|---|---|
| 第1層 | 端末のなかへ数秒おきに自動保存 | ブラウザが落ちた、タブを閉じてしまった |
| 第2層 | バージョン履歴(自動と手動) | 大きく書き直す、過去を見る、戻す |
| 第3層 | クラウド同期 | 端末を変える、パソコンが壊れる |
| 第4層 | .slima/Markdown/Wordへの書き出し |
Slimaから完全に離れたくなったとき |
層はそれぞれ独立しています。ひとつが倒れても、次が受け止めます。
第1層:ブラウザのIndexedDB
文字を打っているあいだ、Slimaは数秒おきにブラウザのIndexedDBへ保存しています。通信は要りません。
防げること: ブラウザの強制終了、ブルースクリーン、うっかりタブを閉じる、突然の停電。開き直しても、失われるのはせいぜい数秒ぶんです。
第1層は裏側で動き続けます。あなたが触るところはありません。作品名の横に出る同期の表示が指しているのは第3層(クラウド)のほうです。この層はオンラインでもオフラインでも働きます。
第2層:バージョン履歴(いちばんよく使う層)

ここが自分から手を伸ばす層です。
バージョンは2種類あります。
- 自動バージョン — 手が止まったとき、AIが書き込む前、クラウドへ同期する前、エディタを離れる前にSlimaが作ります
- 手動バージョン — 「バージョンを作成」を押して、あとで見分けられる名前を付けます(例:「改稿一回目」)
参照:手動でバージョンを作って名前を付ける ・ 自動バージョンの規則
バージョン履歴はどのプランでも使えます。名前を付けた手動バージョンはそのまま残り続け、まとめられるのは古い自動バージョンだけです。
防げること:
- 語りの人称を変えたい、支線をひとつ落としたい、結末を書き直したい。いつでも戻せます
- AIの書き直しが合わなかった。AIが触る前まで戻せます
- 気に入った段落を守っておきたい。名前を付けたバージョンにします
第3層:クラウド同期
タブを閉じたとき、またはしばらく手が止まったとき、内容はSlimaのクラウドへ同期されます。
防げること:
- 端末を移りながら書く(家 → 職場 → スマートフォン)
- ハードディスクの故障、パソコンの紛失
- 再インストール、ブラウザの乗り換え
別の端末でサインインすれば、作品はそこにあります。
第4層:書き出し
最後の防波堤は、いつでも作品を外へ持ち出せることです。
.slimaのバックアップ — 丸ごとの控えです。どのSlimaアカウントにも読み込み直せます- Markdown — ただのテキストなので、どこへでも持っていけます
- Word(.docx)とEPUB — 出版社に渡す、友人に読んでもらう、配布する
防げること:
- Slimaをやめたくなっても、書いたものは一緒に出ていきます
- 自分のクラウドストレージやハードディスクに控えを置いておく
- 編集者に見慣れた形式の原稿を送る
参照:読み込みと書き出し
実際に効く3つの習慣
- 節目ごとに名前付きのバージョンを作る — 自動バージョンは安全網、名前付きは目印です
- 一章書き終えたらMarkdownを自分のクラウドへ — 5秒の習慣が、最悪の日を防ぎます
- 自動バージョンは止めない — 負担はゼロで、助かる日は必ず来ます
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