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手動でバージョンを作って名前を付ける
最終更新 June 10, 2026 · 約5分で読めます
改稿の節目で、自分からバージョンを作って名前を付ける手順です。あとでその一点に戻るのが、クリックひとつになります。

何のためにあるか
書いている途中で、思いきったことを試したくなります。語りの人称を変える、支線をひとつ落とす、第2章の冒頭を書き直す。けれど、直したあとで「前のほうがよかった」と気づくのが怖い。
Slimaは自動でもバージョンを作ります。それでも節目は自分で名前を付けておくほうがいいです。名前がないと、あとから履歴のなかで見つけ出せません。
手順
1. バージョン管理のパネルを開く
エクスプローラーのパネル上部にある「履歴」のアイコンを押します(Cmd/Ctrl ⇧ Gでも開きます)。「バージョン管理」のパネルが開き、この作品のバージョンが並びます。
2. 上部の「バージョンを作成」を押す
パネルのいちばん上に、黒い「バージョンを作成」があります。その下が時系列で、これまでのバージョンが新しい順に積まれています。
3. 中身を書く
「バージョンを作成」のダイアログが開きます。中身は3つです。
- 現在の状態:「2 ファイル ・ 1,480 文字」のように、変更のまとめが自動で出ます
- バージョン名:あとで自分が見分けられる名前を付けます(例:「改稿一回目」「父の手紙を足す前」「古い結末を消したあと」)
- メモ(任意):この回で何を変えたのかを、もう少し詳しく書けます
💡 変更がまだ何もないときは、黄色い注意が出ます。「変更が見つかりません。このバージョンはスナップショットとして作成されます。」——それでもバージョンは作られるので、時刻の目印としては使えます。ただし、空のバージョンを続けて作ることはできません。

4. 作成する
「バージョンを作成」を押します。新しいバージョンが時系列のいちばん上に現れ、名前・文字数・作成した時刻が並びます。名前を付けたものは点が少し大きくなり、いちばん新しいものには「節目」が付きます。

作ったバージョンの使いかた
- 中身を見る:時系列でバージョンを押すと選択されます。当時の中身そのものを読むには「比較」を使うか、そのファイルの「ファイルの履歴」を開きます(バージョン履歴を見る・差分を比べる)
- 戻す:このバージョンに戻したいときは「復元」を押します。Slimaは先に今の内容を「バックアップ(復元前)」という名前のバージョンにしてから復元するので、「復元」で今の原稿を失うことはありません(作品全体を戻す・1ファイルだけ戻す)
作っておくといい場面
- 構造を変える前(人称を変える、章を削る、順番を入れ替える)
- AIに大きく手を入れてもらう前(5つのファイルをまとめて直してもらうなど)。Slimaも自動で控えを取りますが、名前があるほうが探しやすいです
- 自分でも気に入ったところが書けて、あとで壊したくないとき
- 今の進みぐあいを誰かに見せる前
わざわざ作らなくていい場面
- 一段落書いて保存しただけのとき。自動バージョンがもう作られています
- 誤字を直した、段落を整えた。これもSlimaは覚えています。小さな直しのたびに名前を付ける必要はありません
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