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AIに1シーンを直してもらい、その結果を確認する

最終更新 September 9, 2026 · 約9分で読めます

ひとことで:AIに1シーンだけ直してもらう方法——どう頼むか、変更が画面のどこに出るか、採用と見送りはどこを押すか、そして何には触れないか。

頼み方は2つ

その行で右クリック——いちばん短い道です。メニューに「AI の操作」のグループがあり、開くと6つ並びます。推敲・膨らませる・書き直す・縮める・講評・発想。1つ選ぶと編集できるプロンプト欄が開き、いちばん上に文脈が1行すでに入っています。これが第何シーンか、どの種別の要素か、そしてその要素の番号です。そのあとに本当に頼みたいことを足して送ります。

この1行は飾りではありません。要素の番号を持っているおかげで、AIの返答が同じ行の上に確認待ちの変更として戻ってきます。番号がなければ、AIは文章を返すだけで、貼り戻すのはあなたの仕事になります。

同じメニューには「チャットに追加」もあります。これはその行の文字をチャット入力欄に文脈として入れるだけで、何も実行しません。

右クリック →「AI の操作」を開いた状態

  • AI の操作 6
    • 推敲
    • 膨らませる
    • 書き直す
    • 縮める
    • 講評
    • 発想
  • チャットに追加
  • チーム —— コメントを追加 · 修正を提案
  • メモを追加 4(まだ畳んだまま)

グループ行は最初は畳まれていて、数字は中の項目数です。その上にはコピー/切り取り/貼り付け/すべて選択と、シーンの区画がまるごと並びます——シーンの分割・結合・挿入・並べ替えを参照してください。スマートフォンで同じ行を長押ししても出るのはコピー・すべて選択・コメントを追加・修正を提案だけで、この区画はありません。

AI チャットのパネル——そのまま言ってください。「第3シーンが重い。裴照のセリフ3つを2つに削って」といった頼み方が通ります。どの道具を使うかはAIが選びます。

右クリックの「AI の操作」はいまはパソコンだけです。スマホで行を長押しすると、コピー・選択・コメントだけになります。スマホでもAI チャットのパネルから頼めますし、確認と採用もできます——6つのクイック操作だけがありません。

直せるのは6つ

頼みたいこと 実際に呼ばれる操作
シーンを1つ足す(内/外・場所・時間・注記) シーンを追加。空のト書きが1行ついてくるので、そこから書けます
シーンの見出しを直す 見出しを更新(4つの欄すべて、あるいは1つだけ)
シーンを丸ごと消す シーンを削除(中の行もいっしょに)
ある行の下に1行足す 要素を追加(セリフ/ト書き/人物名/括弧書き/転換/ショット)
ある行の文字を直す 要素を更新
ある行を消す 要素を削除

1回の呼び出しにいくつも詰められるので、「シーンを足して、その中にセリフを3つ入れて」は1往復で4往復にはなりません。まとめた呼び出しは全部か無しです。どれか1つが失敗すればどれも適用されず、半端な状態は残りません。

触れないもの

要素の種別は変えられません。ト書きの行をセリフにするには、いったん消して足し直すしかありません——公式の案内もそう教えています。Ctrl+3を押せば1秒です。

台湾式/ハリウッド式の書式設定:できません。「この話をハリウッド式にして」は届きません。あの切り替えはツールバー右のあなたのものです。

紙の上端の4つの欄(題名/話数/サブタイトル/脚本)と目標の分数:できません。

シーン番号・並び順・内部の番号・文字数・推定の尺:すべてアプリが計算します。AIが指定することはできず、指定しても無視されます。

シーンの移動:その道具がありません。「第4シーンを先頭に」は届きません。ボード表示でドラッグするか、その行の右クリックの挿入/結合を使ってください。

ファイルの上書き・部分置換・削除は、.scriptでは拒否されます——「非推奨」ではありません。ですから「AIが脚本を上書きした」はここでは起こりません。

空の脚本ファイルを作ってもらうことはできます(右クリック→新規脚本で作るものと同じです)。ただしそのとき渡された中身は無視され、そこから先は上の6つの道具だけで埋めていきます。だから「第13話の空の脚本を作って、シーンの見出しを3つ置いて」は通る頼み方です。

変更はどこに出るか

チャットの中ではありません。 チャットのパネルは1行の要約と状態のラベルだけを出します。採用のボタンは脚本の上にあります。

そして採用を押すまで、**ファイルは1バイトも変わっていません。**この時点でそのファイルを読んでも、AIにもう一度読ませても、返ってくるのは古いほうです。

変更 見え方
行の追加 緑の背景、左に色の帯、「追加」のラベル
行の変更 琥珀色。古い行が取り消し線+薄く上に、新しい行がその下に
行の削除 赤い背景、内容に取り消し線
シーンの追加 緑のかたまり1つ。見出し行に「新しいシーン」
見出しの変更 ラベルがそのまま読み上げます:「見出し → 内 佑安書房 · 夜」

これらの行は本物の脚本レイアウトの部品で描かれています。だから見えている字下げと中央寄せが、採用後そのままの姿です。

採用と見送り

どの変更にも同じ組が付きます。採用見送る

画面右上に小さな丸いバッジが浮き、「未確認 N 件」と出ます。隣に前へ/次へと「このファイルの提案をすべて採用」。確認待ちが無いときは、そのバッジ自体が存在しません。

このNが数えているのはAIの呼び出し回数で、画面のマークの数ではありません。まとめた呼び出し1回が画面上の4か所を光らせることがありますが、それらは同じ呼び出しに属します——どれか1つで「採用」を押せば、4か所いっしょに入ります。別々に採用したいなら、AIに「1回に1か所だけ直して」と言ってください。

「このファイルの提案をすべて採用」は1件ずつ順に進みます。1つの取引ではありません。1件ごとにまだ適用できるかを確かめ、すでに古くなったものは黙って飛ばします。

「古くなりました」の意味

採用したその瞬間、Slimaはその道具をいまディスクにある内容に対してもう一度実行します。凍らせた写しを当てはめるのではありません。

この規則はあなたのためにあります。確認待ちのあいだも、そのシーンを直し続けてかまいません。あなたの編集は、AIの提案がまだ当てはまる状態にするか、提案を古くなりましたにするかのどちらかです——黙って上書きされることはありません。

古くなった変更には「古くなりました」のバッジが付き、採用のボタンが消えます。残るのは見送るだけです。手がかりの行ごと消してしまった場合は、小さな一覧にまとめられ、こちらも見送るだけになります。

どう頼めば欲しいものが返ってくるか

通る頼み方には共通点があります。場所を指せることです。

  • 「第3シーンの裴照のセリフ3つが硬い。彼が言いそうな言葉にして。」
  • 「第5シーンのあとに1シーン足して:外・塩橋夜市・夜。」
  • 「このシーンの最後にフェードアウトを。」
  • ある行で右クリックして「縮める」——場所がすでに指されているので、いちばん短い道です。

通らない頼み方:

  • 「この話をハリウッド式にして。」(書式はAIのものではありません)
  • 「第4シーンを先頭に移して。」(移動の道具がありません)
  • 「全部書き直して。」(ファイル全体への書き込みは止められています)

AIが読めるのは1シーンあたり最大40行です。それを超えた分は省略された旨が記され、公式の案内は推測せず、そう言いなさいと指示しています。ですからシーンが長くなったら、先に分割するか(その行を右クリック→シーンを分割)、直したい台詞を頼みの中に貼ってください。

使わないほうがいい場合

  • **確認待ちが山積みのまま次を頼まないでください。**仕組みのうえでは処理できますが、どのマークがどの呼び出しのものか、あなたが分からなくなります。
  • **並べ替えと種別の変更には使わないでください。**どちらもあなたなら1秒、AIには遠回りです。
  • **渡していないものが読めると期待しないでください。**AIが読むのはこの脚本ファイルの要約です。人物設定が.mdにあるなら、そのファイルをチャットで言ってください。

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