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脚本のショートカット早見表とスラッシュコマンド
最終更新 September 9, 2026 · 約8分で読めます
ひとことで言うと:脚本エディタで実際に効くキーの一覧、空行で
/を打つと出るもの、そしてScript Studioにあったキーの行き先です。
まず画面に出るほうを見てください
ツールバーの**?**を押すと「キーボードショートカット」が開きます。いまのファイルが台湾式かハリウッド式かに合わせて流れ図を描き、どちらなのかを示すラベルも付きます。中身はプログラムから読み出しているので、どんな文書よりも新しいものです。この記事は、机の横に貼っておくための紙です。
以下、ModはMacでは⌘、それ以外ではCtrlです。
要素の流れ:TabとEnter
Tabの行き先は、いま立っている要素で変わります。しかも二つの形式で違います。
台湾式の要素の流れ
各枠は「押すキー」と「行き着く要素」です。Tab はト書きと人物名を行き来し、Enter は人物名とセリフを繰り返します。括弧書きはこの道の外にあり、Mod+4 かスラッシュコマンドから入れます。セリフ行で Tab を押しても台湾式では何も起きません。
ハリウッド式の要素の流れ
人物名でもセリフでも Tab を押すと括弧書きに入ります。Final Draft や Arc Studio と同じ挙動です。Shift+Tab は逆向きで、人物名はト書きへ、セリフと括弧書きは人物名へ戻ります。
どちらの形式でも変わらないのはこれです。転換の上でEnterを押すと新しいシーンができる。空行のEnterはたいていト書きに戻りますが、いつもではありません——空の括弧書きはどちらの形式でもセリフへ、ハリウッド式では空のト書きが人物名へ、台湾式では空のセリフが人物名へ移ります。人物名は直近のセリフから予測して補われます。
用意されている形式はこの二つだけで、日本のテレビや映画で使う柱書きの書式には対応していません。
数字キーで要素を変える
| キー | 変わる先 |
|---|---|
Ctrl+1 |
ト書き |
Ctrl+2 |
人物名 |
Ctrl+3 |
セリフ |
Ctrl+4 |
括弧書き |
Ctrl+5 |
ショット |
転換に数字キーはありません。各シーンのいちばん下にあるスロットから挿入します。
編集
| キー | 動作 |
|---|---|
Mod+Z |
元に戻す |
Mod+Shift+ZまたはMod+Y |
やり直す |
Mod+C |
コピー(選択がないときは行全体) |
Mod+V |
貼り付け |
元に戻すは、本当に元に戻ります。**シーンの分割、結合、削除、要素の打ち直し、ボードでのドラッグ並べ替え。どれもMod+Zの射程内です。**履歴は50段。同じ行での連続入力は1.2秒以内なら1段にまとまるので、10文字打って10回押すことにはなりません。
移動と集中
| キー | 動作 |
|---|---|
Mod+Shift+↑ |
前のシーン |
Mod+Shift+↓ |
次のシーン |
Mod+Shift+[ |
いまのシーンをたたむ/開く |
Mod+Shift+1 |
行に集中(もう一度押すと解除) |
Mod+Shift+2 |
シーンに集中(もう一度押すと解除) |
「すべてのシーンをたたむ」にキーはありません。紙の右下のボタンを使ってください。
行やシーンに集中するのと、Mod+Dの集中モード(Zen)は別物です。前者は脚本の中で関係のない行を薄くするだけ、後者は画面から余計なものを引く全体の機能です。
スラッシュコマンド
空行の行頭で/を打つと開きます。上に絞り込みの欄があり、打てばあいまい一致で絞られ、↑/↓で移動、Enterで実行、Escで閉じます。
グループは三つ。
要素
ト書きCtrl+1、人物名Ctrl+2、セリフCtrl+3、括弧書きCtrl+4、ショットCtrl+5。選ぶと、いまの行がその要素になります。
**台湾式では、括弧書きの行が一覧に出ません。**台湾式のTabの流れに入っていないので、メニューでも勧めていないわけです。Ctrl+4はそのまま効きます。
すばやく挿入
このグループの元データは4.0で変わったので、正確に書いておきます。人物の設定表も場所の一覧も、もうありません。いま並ぶのはこれです。
- 人物は最大5人。Slimaがこの作品のすべての
.scriptファイルから拾った配役で、セリフの行数が多い順に並び、右にその行数が出ます。配役に入る理由は一つだけ。誰かが人物名の行にその名前を打ったからです。 - 場所は最大5件。作品のシーン見出しでよく使われている場所で、それぞれ内か外のラベルが付きます。
どちらの一覧もファイル単位ではなく作品全体です。第2話の最初のシーンを開いた時点で、第1話で使った場所がもう並んでいます。
人物を選ぶと、三つのことが起きます。いまの行を人物名の行に変え、名前を入れ、Enterを一度押してくれるので、カーソルは下のセリフの行に落ちます。
場所を選ぶとシーン見出しがまるごと書き換わります。場所、内/外、そして時間帯が「昼」に設定されます。「夜」にしてあったシーンなら、それは消えます。選んだあとで戻してください。
シーン
- 新しいシーン:末尾に一つ足します
- メモ:直前にいた行にメモを留めます。副題は「著者のメモ(書き出しには含まれません)」です
作品全体で効くキー(脚本でも使えます)
| キー | 動作 |
|---|---|
Mod+P |
ファイルをすばやく開く(話をまたいで飛ぶならこれがいちばん速い) |
Mod+Shift+E |
エクスプローラー |
Mod+Shift+A |
AI チャット |
Mod+Shift+O |
見出し(脚本では構成) |
Mod+Shift+C |
コメント |
Mod+Shift+N |
メモ |
Mod+Shift+B |
ベータリーダー |
Mod+D |
集中モード(Zen) |
Mod+Shift+D |
画面の明暗を切り替える |
Mod+/ |
ヘルプ |
Alt+N |
新規ファイル |
Mod+, |
設定 |
Mod+S |
保存(ふだんは自動で保存されます。これは保険) |
**Mod+Fはありません。**ファイルの中だけを探すキーはなく、全文検索はアクティビティバーの検索パネルです。検索と置換を見てください。
Script Studioのキーは、いま押すとどうなるか
旧版から来た人はまずこれを試すので、先に書いておきます。
| 旧キー | いま |
|---|---|
Ctrl+Shift+N(新しいシーン) |
ありません。Mod+Shift+Nはライティングスタジオ全体でメモのパネルです |
Ctrl+\/Ctrl+Shift+\(たたむ) |
Mod+Shift+[に移りました。Mod+\がエディタの分割に割り当てられているためです |
Ctrl+Shift+F(形式の切り替え) |
わざと外しました。ひと打ちで脚本全体の書式が変わるのは誤爆が怖すぎるので、ツールバーから切り替えてください |
F11(Zen) |
全体の集中モードはMod+Dです |
Cmd/Ctrl+Opt+←/→(前後の話) |
階層と一緒になくなりました。1話が1ファイルなので、Mod+Pで飛びます |
Cmd 1〜Cmd 4(ページ切り替え) |
Script Studioの殻と一緒になくなりました |
関連
- Docs:脚本ファイルを開くと何が見えるか
- Docs:Smart EnterとTabの要素の流れ
- Docs:シーンを分割する・結合する・挿入する・並べ替える
- Docs:台湾式とハリウッド式
- Docs:キーボードショートカット一覧
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